A02 探索:応用探索班

研究課題名

データ記述科学の社会応用分野への探索

概要

本領域の創出に向けて,応用探索班ではデータ記述科学の適用可能分野を広げるため,分野の垣根を超えて普遍的に適用できる,高次元データの「かたち」と「うごき」を可視化する記述子の開発に挑戦する.本申請では,科学技術を社会へ普及する上で重要な医療・経済・エネルギーからなる異なる応用分野を対象に,データ科学の問題として相互に関連し合う以下のテーマを実施する.
テーマ1:高次元医療データの VR による可視化(GDA)

テーマ2:TDA を用いた大規模経済ネットワークの解析とその応用(TDA)

テーマ3:地下資源開発のための地下構造推定と生産予測(PDA, TDA)
本研究により,それぞれの分野における革新的データ解析手法の提案,課題解決が実現する他,記述子の普遍性を追求することで,より広い学術・科学技術分野への適用も可能となり,データ記述科学の開拓と発展に力強く貢献することになる.

参加メンバー

研究代表者

鈴木杏奈(東北大学・流体科学研究所 准教授)

研究分担者

古徳純一(帝京大学・大学院医療技術学研究科 教授)

藤原義久(兵庫県立大学・大学院シミュレーション学研究科 教授)

研究協力者

青山秀明(理化学研究所・iTHEMS 客員主管研究員)

赤穂昭太郎(産業技術総合研究所・人間情報インタラクション研究研究部門 上級主任研究員)

伊神満(イェール大学・経済学部 准教授)

石塚師也 (京都大学・工学研究科 助教)

高田剛志(帝京大学・先端総合研究機構・産学連携推進センター 助教)

辻健(東京大学・大学院工学研究科 教授)

藤田裕二(兵庫県立大学・情報科学研究科 非常勤研究員)

尹熙元(株式会社シーエムディーホールディングス・代表取締役)

ポスドク

宮永潤(東北大学・流体科学研究所 特任研究員)

Cui Wuge(東北大学・流体科学研究所/東京大学・大学院工学研究科 学術研究員)