研究課題名
データ記述科学創出に向けた数学的基盤構築
概要
本領域の全体目標であるデータ記述科学の創出に向けて,各種データを空間や図形のよう に「かたち」として認識し,さらにその中に時間やスケールなどのパラメータを導入しその 「うごき」を捉える数学的基盤の構築を目指す.取り組むテーマは以下の3つで与えられる.
テーマ1:距離空間のユークリッド空間への埋め込みと最適輸送の研究(GDA)
テーマ2:パーシステントホモロジーのマルチパラメータ化と時空間データ解析(TDA)
テーマ3:確率場・確率過程の基礎研究とそのデータ解析への応用(PDA)
本研究テーマの推進により,数学としての基礎理論を深化させ,本領域で実施される応用研究に資する実用的データ記述子を開発することで,新たな学術領域の開拓とその発展に貢献する.
参加メンバー
研究代表者
白井朋之(九州大学・マス・フォア・インダストリ研究所 教授)
研究分担者
Escolar Emerson Gaw(神戸大学・大学院人間発達環境学研究科 助教)
本多正平(東北大学・大学院理学研究科 教授)
研究協力者
太田慎一(大阪大学・大学院理学研究科 教授)
香取眞理(中央大学・理工学部 教授)
熊谷隆(早稲田大学・理工学術院 教授)
高津飛鳥(東京都立大学・大学院理学研究科 准教授)
角田謙吉(九州大学・数理学研究院 准教授)
ポスドク
Sebastian Graiff(九州大学・マス・フォア・インダストリ研究所 特任研究員)
比佐幸太郎(東北大学・大学院理学研究科 特任研究員)